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三つの母
和美
2016/2/28 9:18
淡々と紡がれる言の葉の中、騙し騙されの人の世の禍々しさが感じられます。 そして、100%の善もなく、100%の悪もない。 一見、悪役たる王様の身代りを倒してハッピーエンドに見えるも、その覇者たる姫は、その亡骸を無惨に踏みつけ、正道に反する行いをしています。 身代りの一の姫と二の姫も、一見すると、被害者であり、その後に聖女の如く扱いを受けてはいるものの、他方、見方を変えれば、一族の崩壊に手をさしのべる事もなく、一人日和をしていて。 逆に、身代りもまた、物語の外で善行を積んでいたのでは?と、想像が膨らみます。 素敵な物語をありがとうございました。
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かがみねこ
2016/2/28 12:06
素晴らしいレビュー、ありがとうございます。 まさに、わたしが書こうと思っていたことを全てレビューで描かれている(゚д゚)!と 驚きました。 結局、どの人もエゴばっかりだったんですよね(´・ω・`) 身代わりに関しても、世話役である新しい妃をつけているあたり、全部の悪ではないですし←(新しい妃の思惑は別として) 自分がなんでスッキリしないのか、というのが、和美さんのレビューのおかげでよくわかりました。 本当にありがとうございますm(_)m 和美さんも参加されるようですので、作品の方、楽しみにお待ちしていますm(_)m
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