タイトルがまずとっても素敵です。 よくありがちなお話かと思いきや、ベタとも言える設定からスタートしつつも、少年の登場以降大きく物語が転換します。 あまりにもテイストというかテンションが一変したので、そこからはオヤ?と思ってためらいがちに読んでいましたが、読了することでなるほどと。 タイトルと、作品に散りばめられた「笑い」や「笑顔」というキーワードの意味がとっくりといきました。 ハラハラさせられる場面もあり、それでいてほっこりとできる作品です。 ひとつ個人的に気になった点:  テーマの使い方、舞台設定、諸国の設定などがリアルな分、「戦」でかなり緊迫感をもったまま村へ突入したので、踊りのシーンでうまく笑いの想像ができませんでした。特にお姫様が傷を受けているのが気になってしまい。  現状のままでも十分素敵な物語ですし文字数の関係もあると思いますが、個人的には前段のボリュームを削ってでもこの山場を説得力ある形までみっちり書いて欲しかったなと思いました。 全体を通じては読後感が大変素晴らしく、お姫様の成長と、背景の国の人々ひいては世界が幸せになったのだろうと空想が膨らみ、優しい童話としてとても好感が持てました。 この作品に出会えて良かったです。 素敵な微笑みをありがとうございました。
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素晴らしいレビュー、ありがとうございます♪ じっくり読んで頂いたのが伝わってくるようで、感激しました。 山場…じっくり書きたかったのですが、お察しの通り、文字数気にして書いた節があり、ちょっぴりはしょってます。 イベント終了後にでも加筆してみようと思います♪ 読んで頂き、ありがとうございました♪
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