ああ、春ってこういう季節なんですよね……。 未来や希望や、新しい何かにワクワクする……そういう反面、それに不安を覚えて寂しくなったり辛くなったりする。 おばあさんの想いが私にはとても苦しい。 だんだんいう事をきかなくなってくる身体、まるで自分のモノではないように……。 連れの負担になりたくない、それならいっそ早く……なんて思ってしまう日もあると思う。 桜を見に行く、それだけの事がとても遠くて、悲願にも近い事柄になっていく寂しさと辛さが胸に迫って思わずポロリ……。 不器用な昔の男のおじいさん、どうかそのままでいいから、おばあさんを今までのように見ていてください……。 貴方もいつまで見続けていられるかな……。 うさぎさんのお話も、今の子供社会が透けて見えます。 こういう優しい白うさぎも居て欲しいけれど……どうなんだろう。 気持ちはあってもそれを行動には移せないのかも。仕返しや、飛び火のおそれもあるから。 誰もが弱くて歪な心を持ってるけれど、それがどんどん進んでいくような今の便利な世の中、何か歯止めになるようなものはないのかなぁ……。 この作品のように、それを訴え続けてくれる何かが世の中に溢れてくれるといいのにな……。 春に相応しい、温かい切なさを知ることが出来る素敵な童話でした。 ありがとう(*´▽`*)
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凛音さん、スターにレビューありがとうございます。 華々しい童話になればよかったんですが なんでしょう…暗く地味に(笑) 違う真っ白うさぎは、かなり願いですね “違う”って、難しいから だからこそ、頑張ってもらいたい ある子が風評被害から悲しい結末を選んだそうで、その子のような子をもうなくしたい……大それたことはできないけど、小さな石くらい投げたいなって 違うになる勇気も、自分自身ももちたいな
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いえいえ。 華のあるお話も素敵だけど、こちらは世の中に必要なお話だと思うから。 童話って、なにかしら訴えるモノがあるでしょう? そうでしたか、身近にそういう被害者さんがいたのですね。 私の身近にもそういう子がいました。13歳女の子、中学一年生で屋上から……です。 残されたノートに、自分がここまで至った経緯と個人名も全て記されていたそうです。 その行動を選ばないと、ノートを親にも先生にも出せなかった……そこが心底恐ろしい。 この問題は一筋縄ではいかない。 だからこそじっくりゆっくり、こういう蛸さんのように優しく訴えていく手段しかないのかな……と。 当時を思い出して苦しくなりました。 心無い
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