藤燈 夜夏

こういう経験談を明かすのは、 とても勇気のいることだったと思います。 しかも、疎遠になっていたとはいえ 「友達」からの告白ですから、なおさら。 それに、「楽しい企画」だと言われて 話を聞く気になったわけですから、 「話を聞いたこと(話を知ったこと)」自体は 「夏野さんの汚点」とはまず言えないと思います。 通報しなかったことも、 間違った判断ではないと思います。 藤燈が気になったのは、その時、 夏野さんが友達にどんな言葉をかけたか、です。 夏野さんにはその友達をいさめる義務があった、 という意味ではありません。 ただ、重大な告白をじかに耳にしたという意味では、 その友達を更生できるチャンスだったことも確かです。 そういった思いに苛まれたことが、 今回エッセイに書く気になった理由のひとつであったとしたら、 酷なことを言ってしまってごめんなさい。 その友達がその後どうなったのかわかりませんが、 別の人に声をかけていないか、心配にはなります。 今はすっかり真人間になっていればよいのですが。
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コメント、スター有り難う御座いますm(__)m そうですね、今思えば更生に導く手だてはあったと思います。学校がそもそも違ったので会う機会が全くなかったですが、メールがあったのですから言えたんですよね。 悩みました、言うべきか、言わざるべきか。ただ、本人は逮捕されてでもやる覚悟だったのは覚えています。 今のところ新聞には名前が出てないですが、彼が何をしているかは私も知りません。若気の至りとしてれば良いですが。
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うーん、もはや相手(女の子)に対して 私怨みたいなものがあったんでしょかね、 その友達……。 その後何も起きていなかったとしても、 話を聞かされた夏野さんには すごくわだかまりが残りますし、 諭すにしても、そこまで付き合いが 深いわけではないとなると、 なおさら迷うところですよね。 どのみち夏野さんはちゃんと 拒否の意思表示をしたんですから、 あまり気に病みすぎないようにしてください。 今後、どこかでその友達の 近況を知れたらよいですね。
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