なるほどですねぇ。 虐待を受けながらもお母さんが大好きだと言う男の子が健気で健気で…そして凄く切なくて凄く悲しくて…。 文章がライトなタッチだからこそ、その裏返しの恐怖が背筋に忍び寄って来ました。 実は、読み進めるうち「ははーん。これは、恐らく男の子の復讐劇って展開だろうな」と悪い癖で先読みはしたのですが…ま、まさか!こう来るとは思いませんでしたよ! 何かの象徴の様に現れるチェシャ猫…その正体は一体、何でしょうか…。 男の子が見た幻影? それとも、死者の魂を求める異界の存在? イマジネーションが膨らむ作品です。 以前、ご拝読させて頂いた作品とはまた違ったタッチの作品で作者様の技量の深さに感心しました。 ありがとうございます!!
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にいださん、素晴らしいレビューをありがとうございます。 そして書きたかった世界を感じ取って下さって感謝です。 あのネコはナニモノでしょう。 悲しみとママへの愛でいびつに膨れ上がったみぃくんの魂に寄ってきた、負の存在……そんな解釈でいいと思います。 それにしても、破滅を授けるなら大人にすればいいのに(T_T) 後味の悪い作品になってしまいました。 でもリアルに増えてきたああいう母親への警鐘ととらえてくださいませm(_ _)m りおん

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