またもや生まれた珠玉の丹ネコ神話。 人の業を描いているにもかかわらず、その文体はどこまでも美しく儚い。 知識の豊富さは周知の事だが、そのジャンルも多岐にわたる。 それを上手い具合に丹ネコ色に染め直し、独自の世界を歌い上げるその筆力は、書くほどに昇華していくよう……。 物語の中、「彼」はひとつ穢れた嘘をつく。 この時、彼の心の中は? 祈るような懇願するような、それでいて彼女の選択を知っていたような……。 己の孤独が深まる事を静かに受け入れる彼は、きっと幾度となく同じ一幕を見てきたのでしょう。 それでも彼の彷徨は続く……死よりも孤独が怖いから。 この完成された丹一神話を、ぜひ味わってみてください。 沁みるような美しさと哀しさ、その中にもしっかりと主張するエグ味が癖になること間違いなしです。 (ФωФ)アッパレニャリン
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凛音☆りおんさん、こんばんは(ΦωΦ) 最高のレビューありがとうございます。 本文よりも特濃な考察で恐縮の至りです。 エグ味、ありましたか。 やはり、こまめなアク取りが必要ですね(汗
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エグ味、好きでしょ?(ФωФ)ニアリ
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