【コメント】

紋章官の家　〈４〉シニスターの槍

(応援) 小説シリーズ『紋章官の家』の第四話『シニスターの槍』短編です。このシリーズの持つ独特の雰囲気が大好きで(;;^-^;)一話からずっと読み続けているのですが、今回も期待を裏切らないどころか、(個人的には)これまでの中で一番メッセージ性が強くハッキリと描かれてるんじゃないかなぁと、そういう面でも熱く拝読させていただきました。タイトルにあるシニスターというのは?? それに対する本編にも出てくるデキスターとは?? と、知識的にもあまり知らないことでもストーリーに興味深く含ませているので、小難しいという感覚は無く、かえってこちらが自発的に色々と調べたくなるような物語への引き込み方が、本当に上品な雰囲気で(;^^)上手いなぁと思います。たぶん著者様の国籍はw日本だと思うんですけど(汗)、まるでUK(united kingdom)のどこかに長く暮らしてる日本語達者な方が、無理することなく書き綴ったようにも感じるほど、舞台になってるロンドンの街並みや劇場などの情景描写が、匂いまで伴って伝わってくるかの如く絶妙に描かれているのも魅力です。そういった小道具的なことにも手を抜くことなく、第四話では『シェイクスピア・ミステリー』～贋作者ウィリアム・ヘンリー・アイアランドにスポットを当てながら謎に迫っていく、世界不思議発見!的なオリジナル創作短編。ドラマティックで感覚的にも絵になるシーンが殆どでうっとりさせられましたし、著者様が(たぶん)伝えたかった“創作者としての”メッセージにも心を打たれました。 *****余談ですが***** 連載中のコメントのやりとりで、ナポレオンの紋章についても教えてもらったのですが……まさかのシニスターな構図話(鷲が右向き!!)に、唸らされました(｀□´;)……彼はある意味においてホンモノの異端だった……!?

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ありす 5/29 19:59

女郎花さん……！細かいところまで余すことなく読み尽くしてくださって、本当にありがとうございます(´；ω；`) 紋章学を調べているとヨーロッパ世界にまさに蜘蛛の巣のように色んな項目が繋がっているので、どんどん説明ったらしくなってしまうのが難点な作品ですがww 根気強く毎回付き合ってくださるそのお心遣いが何より嬉しいです。世界不思議発見！(*≧∀≦*) わあわあ！　ミステリーハンターの気分になって次回作もがんばりますっ((∩^Д^∩))

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