エブリスタ
さがす
本棚
通知
メニュー
コメント
月杯
まーちゅん
2016/5/31 12:00
頑固親父と反抗の塊のような息子が、長年の時を経て酒を酌み交わしながら和解する。 女性の視点からすると、憧れる父と息子の関係ですね。 息子のひとり語りで綴られる描写からは、親子のぎこちないながらも微笑ましい和解の様子が感じられる一方で、月を眺めながら既に他界していた父を想っての独り晩酌のようにも感じられ、そう捉えると切なさが余韻となって残ります。 ですが、どちらにしても、親子というものをじっくり考えさせられる素敵な作品でした。 いつも素敵なお話をありがとうございますm(_ _)m
いいね
コメント
・1件
藤白 圭
2016/5/31 13:36
まーちゅんさん。 深く読み取ってくださったレビューをありがとうございます。 そうなんですよ。 この物語。 実は墓の前で語らう息子という図でして。 全面に雫をつけているのは深夜、徐々に墓につく露。 和解したかったのに、和解したい相手はもうこの世におらず。 それでも、互いに不器用だからこそ、想いは最後に伝わったんじゃないかなぁと思う物語だったんですよ。 そこまでしっかりと読み取ってくださり、本当に嬉しく思います。 まーちゅんさんにはいつもいつも感謝しきれません。 これからも切磋琢磨し頑張ります。
いいね
・
1件
コメント
前へ
/
1ページ
1件
次へ
まーちゅん