丹一

透徹した夕暮れの空を眺めているように、心にしみわたる物語です。 才能ですかね。 三者三様の視点からある人物を通して語られる過去、それが胸に迫ります。 泣いてしまうから気持ちをフラットに保っていましたが、不覚にもタガが緩みました。 良い音楽を聴いたときに言い表せない気分になりますが、今がちょうどそのような心持ちに浸っています。 この余韻にしばらく酔っていたい……その心模様に言葉は不要なのかもしれません。 これは悲しいお話です。 でも優れた悲劇とは、大いに涙して少し笑うものです。 この物語もそうです。 染み込むように悲しい気分になりますが、少し微笑ましく思えてくるのは、自分だけでしょうか。 この読後感のまま生活できたら倖せでしょうね。 そう思って自分は、この物語の頁を閉じました。 貴方も、ぜひ心を充たしてください。
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丹ねこさま。 とっても、素敵なレビューをありがとうございます。 はじめは、ただの可哀想なお話になってしまって… 何度も書き直ししました^^; 長田弘さんの詩を読んで、書き足した一文もあり 丹ねこさんに、感謝です(*^^*) 変わった話になってしまったかなぁと思っていたので、不安だったのですが 丹ねこさんに、こんなに素敵なレビューもらえたので 書いてよかったと思いました! おかげで、今日も、ぐっすり眠れます(*^^*)
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不思議な気分になるお話ですね。 その才能に嫉妬します。 やはり世に出るべき人だと思いますよ(ΦωΦ)
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