清瀬 美月

人混みを避けながら、そして雨を避けながら。 ビルからビルへと、傘を持っていなくてもどうにかなるのかもしれませんね。 行き交う人の波をぬって、巨大なビルの建ち並ぶ新宿の街を歩く様子が映像となって浮かぶようでした。 適度な湿度を感じさせながらも、ゆっくりと雨が上がっていく様子や信号が変わるまでの短い時間の中で、ふと頭に過ったことに思考を重ねて。 臨場感があって好きな作品でした。 虹っていつの間にか現れて、いつの間にか消えていくものだからこそ、その色彩も相まって刹那的で美しいのかもしれませんね。 夏の夕暮れに、今年は見つけることが出来るかな。 雨上がりが少し楽しみになってきました。 『雨降りの午後に』という作品が私は一番好きです。 少し前に家の近くで赤ちゃんが生まれて、屋根の上で家族で日向ぼっこしている様子がとても可愛らしかったです。 きっと喧嘩や縄張り争いよりも、ご飯を待っているんだろうなとニャー太の声を聞きながらそう思いました。 InnerIslandさん、今回は女詩会に興味を持っていただき、参加してくださりありがとうございました。 女詩会ブックにも記載しておりますが、あとがきが欲しかったな。 惜しい!! 素敵な作品をありがとうございました。

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