女郎花

練りに練って練られた長編推理小説だと思います(;´д`)。執筆に入る前から、プロットはかなりガッチリ組まれていたのでは? と、想像しました。 小説内容について何かを語ろうにも……感想を述べようにも……きっとネタバレ100%になりそうなので、控えますが、 読了後……「梅雨明け宣言」とまではいかなくとも、長い長い雨のあとに少しずつ晴れてきた空と穏やかに吹いた風を感じるような物語でした。 「通りすがり殺人事件」のような、冷たい、そして乾いた事件が、リアルでもニュースを賑わす昨今ですが、「殺人事件」と一口に言っても、この物語にはとても深い「****愛」を感じずにはいられないと思います。主要登場人物一人一人のアイデンティティーみたいなものもシッカリと重く伝わってきて、フィクションであれ、まるで本当に存在した人々の人生を見てきたようにも感じるのも、この物語の厚み・そして魅力に繋がっていると思います。 純粋に「推理」を楽しみたい方にはもちろん、更にもう一つ踏み込んだ「何か」を熱く愉しみたい方には、オススメのミステリー長編です。 *****余談ですが***** 大どんでん返しが、まさかのラストページでの××!!!(笑) や、これだけ込み入ったお話を綴られていて、ついつい名前の打ち間違いはありますよねぇ(;´д`)ふふふ。 完結、お疲れさまです!(修正編集作業もお疲れさま) (`・ω・´)b
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女郎花さん。 行間が詰まっていて読みづらい拙作に、スターをたくさんくださり、最後までおつきあいくださり、そして人名間違いを指摘してくださり、さらにレビューまでくださって、本当にありがとうございます! 最後は他にもいろいろ考えたのですが、低偏差値探偵同様、いちばんハッピーな終わり方にしてみました。あれでハッピーエンド感がないと、本当に重たい作品になってしまいますので。 感謝・感激です!
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