神谷信ニ

やっとこさ読了( ̄▽ ̄) 普段、短編しか読んでないけど、快紗瑠さんの作品は面白いから最後まで読みきる事が出来ました。 ヤンマガ賞に入賞したのも納得の出来です。 章の初めに毎回現れる愛子の過去が辛すぎると同時に悪霊になっても仕方の無い体験をしているなぁと思いました。 アパートを蜘蛛の巣に見立て、獲物が入ったら殺し続けた彼女は純粋無垢であるが故の恐怖がありました。 時折出てくる殺戮シーンも妙にリアルで、愛子が人形遊びしているシーンは特に血の臭いがしてきそうなほどでした。 ラストの朝子が手を繋いだシーンでそのまま成仏出来ていれば、違ったラストもあったんだと思います。 タイトルのHENTAIってどういう意味だろうと思いながら読み進めてましたが、最後の最後で変体の意味に気付き、こんな物語を生み出せる快紗瑠さんはきっと変態なんだろうなと認識しました。 この後、変体した夏樹がどれだけの人間を始末していくのかと考えるだけで寒気がします。 素晴らしいの一言でまとめて良いのか分かりませんが、久し振りにワクワクするお話を堪能させてもらいました。 変態に幸あれ。
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うわぁぁ!! ホラー作家として尊敬する神谷さんからのレビュー! ほんと、感動です。 色々なエピソードを入れまくりすぎた感が否めない作品ではありますが、まずは読破してくださり、本当にありがとうございます。 そして、物語の細部まで読み取ってくださり、ありがとうございました。 実は、愛子の過去の部分。 途中で夏樹の過去の部分に変わってたりします。 愛子には愛情を受けていた時期がありましたが、夏樹の幼少時には皆無。 その点が愛子と夏樹の悪意の差だったのだと思ってます。 変態だからこそ産み出せたHENTAI(笑) 最上級の誉め言葉を神谷さんから頂けたこと。 本当に嬉しく思います。 そして
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おぉ、あの箇所はやっぱり夏樹の過去だったんですね! なんか違和感あるなぁと思ってたから謎が解けました(*^_^*) この作品がコミカライズするのが今から楽しみです★
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