エドガー

長い間お疲れ様でした。大変興味深く読ませていただきました。 読みやすいのに(から)描写は鮮明。 いつの間にか引き込まれてしまいました。 そして、ついつい登場人物を応援してしまうのはなぜなのかとずっと考えていました。 壮大なバトルの中、ギリギリのところで切り返していく主人公に加え、まわりを取り囲む力強い脇役たち。 敵も味方もひとくくりにして、この脇役たちが実に人間的で面白い。飽きさせない理由の一つではないかと思います。 また推理小説の要、つじつま会わせ。作者の多大な苦労とそれ以上のニヤリ感を感じます。 読者は、好みのキャラが登場すると次はどこで登場させるのかと、そのタイミングや活躍ぶりを多いに期待するものです。ある人は息絶え、ある人は生き生きと登場、またはボケをかましたようでなるほどボケでもない。 個人的には、期待を裏切らない登場の仕方に感謝しています。 最後まで読みきった人だけがわかってくれるであろう以上感想でした。 ちょい役で良いので自分も登場したい作品です。
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