僭越ながらレビューさせて頂きます。 構成力、表現力ともにレベルが高い驚きの作品です。 謎が何重にも重なって散りばめられ、それを広い集めながら、魅力的なキャラクターと物語の中に溶け込んでいけます。そして繊細で美しい描写を感じながら、ストレスなくテンポよく読み進められるのは、作者様の技量の凄さですね。 次にギャップの良さ。倉田の人間臭い成長は多くの読者に共感と感動を与えているはずです。最初は倉田のことが嫌いな人が多いでしょう。しかし、少しずつ不器用な優しさに触れていき、自暴自棄になっている時に由希がピンチを迎え、その頃には倉田を好きになっていて、いつの間にか倉田を応援していた人は少なくないはず。 とにかく動いてくれ。由希を助けてやってくれ。お前しかいない! 私も応援していました。 そして今回の作品の謎も秀逸です。何とかミィが誰かは想像つきましたが、そのあとの写真に繋がる伏線。そしてデジャヴなどの細かい伏線の回収。ラストは驚きの連続です! 最後に人の感情の伝え方。これも素晴らしいです。いたいほどの気持ちがそれぞれのキャラクターから伝わってきます。シロウの叫びなんて、ハッキリと頭に浮かびました。 総合的に見て、販売レベルの作品。作者様の作品にはどれも驚かされます!
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タッくんさん~! とても長い話だったのに、こんなに早く読んでくださって感激です。 そして、素敵すぎるレビューをありがとうございました! この物語は確か、タイトルだけがポンと浮かんだんです。 このタイトルに一番合う物語って、どんなんだろう……と、妄想し続けて2年。ようやく構想がまとまりました。(遅!) だから構成、諸々を気に入っていただけてとっても嬉しいです。 主人公が純粋すぎるという、ちょっとマイナスポイントは有りますが、そのぶん倉田が出来そこないなんで、トントンかな・・・w 思いがけずに倉田の成長物語となってしまいましたが、タッくんさんに気に入ってもらえてよかった~~>< シロウもね、

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