絢川るな

借金、殺人、猫ファンタジー。 思いもよらない組み合わせですが、考える間もなく物語に引き込まれ、読み終えた時には心が柔らかな希望で満たされていくようでした。 何もかも愛らしくて抱きしめたくなるようなちくわ 胸にぐっとくる程真っ直ぐで優しい誠司 ちくわの体を通して愛情を感じ取っていく純平 外見は派手だけれど純で一途な牡丹 蓋を開けてみれば結構憎めない雅刀 (誠司とちくわが無事だったからという条件付き) 限られた文章の中で、それぞれのキャラクターが個性を発揮して、忘れられない存在になりました。 ここからやり直そう ラストシーンの一言が物語全体を彩るように、 温かい愛情の積み重ねが歩き出す力をくれるということが、胸に深く刻まれました。 幾度かの場面が切り替わる部分でも、魅力的な文章で読み手の心を絶対に離さない…凄いなぁとため息が出るほどでした。 共著ということでご苦労も多かったことと思いますが、お二人がキャラクターを愛し、楽しんで描かれたことが伝わってくるような、とても気持ちの良い素敵な作品だったと思います。 ありがとうございました(*^^*)
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絢川さん、はじめまして。 丁寧に読んでくださって本当にありがとうございます;; 短い物語の中に色々なものを詰め込んだ分、それをラスト少ない文字数でどう昇華させるかというあたりは書き方が難しかった分、綿密な計算があり、そしてlimeさんの卓越した描写力に本当にすごく助けられ(笑) 「こういった読後感にしたいから、ここをどうして……」とふたりで考えていたところを絢川さんにきれいに掬い取っていただき、嬉しいです。 素敵なレビューありがとうございました!
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Satoriさん、お忙しい中ご丁寧にコメントをいただいて、ありがとうございます (*^^*) 初めての訪問で舞い上がってしまい、ご挨拶もなくいきなりのレビューで失礼しました。 文章を書くことがあまり得意ではない私にとって、レビューを投稿するのは難易度が高いので、思いが伝わったかどうか心配でした。 でもSatoriさんからの温かいコメントを読んで、とても感激したし安心しました。 今後Satoriさんの他の作品にもお邪魔させていただきたいと楽しみにしていますので、よろしくお願いします(^^)
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