流石です! この作品の素晴らしいところは、世界観がしっかりと練られていること、構成がしっかりしていること・・・そして、作者様の主張がしっかりと作品に込められていること・・・。 この作品を読んで最初に連想したのが、スヴァールヴァル世界種子貯蔵庫の事でしたが、この作品は別の問題を読者に提起しています。 この施設を造った人間達の思惑通りに事は進んでいるのか・・・それともこのアクシデントで計画は狂ってしまったのか・・・。 それは、大きな世界での問題であって、ここにいる葉月には関係のない事なのでしょう・・・。 願わくば、この小さな世界が葉月を受け入れてくれます様願って止みません。 主催と兼務で大変なのに、クオリティーの高い・・・ハード・SFだったと思います。 お疲れ様でした。 素敵な作品を有難う御座います♪ 遼さんより。
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遼さん、素敵なレビューをありがとうございました。 ハードになっちゃったのがイベント趣旨から考えるとちょっと問題だった気がしますが、すこしふしぎの定義がなんとも曖昧な感じで、皮肉めいた風刺的で救いのない話にしようと思ったところこんな話になってしまいました。 辺境の地にある研究所は元々スヴァールヴァル世界種子貯蔵庫のような目的で作られたものですが、人口が激減したことで、地球連合的組織が世界を管理していて、限られた場所にしか人類は住んでいないんです。 住めないと言った方がいいのかもしれないですが。 なので、もうすでに研究所自体は忘れられた存在となっています。 そのあたり書く文字数がなくなっ
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