有月 晃

キタコレ。もうね、自分どんだけラーメン好きやねんと。いや、オレも男やからラーメン好きやけど。かなり好きなんやけどさ。 しかしやで、クリスマス企画にラーメンて、作品タイトルの時点で異彩放ち過ぎやから。一人だけ目立ってからに。けしからんわ。 で、読み進めてみる。やはり色物か。大正ロマン? ええやん。好きやで、このノリ。しかし、一体どーやってカレンダー絡めてくるつもりやろ、この人? まさか忘れてるん? いや、理想の喉越しを追求するあまり店主が麺に練り込んでしまって、もう食べてもうたからめくられへん……とか言い出すつもりちゃうやろなと。ヒヤヒヤしたで。 だいたい、さっきからなんかめっちゃ関西弁なんやけど、このレビュー。品性の欠片もないな。まぁ、ええわ。色物作品には色物レビューってことで。気にせんとこ。 ……さて、真面目な話はこれくらいにして、以下余談。 つまり、企画にお誘いした私の身にもなって欲しいのです。このインパクト。読了後、自作も含めて何作品かが私の短期記憶領域から弾き飛ばされましたよ。 色物もここまで突き抜けると、ある種の風格さえ纏います。え、この設定とか登場人物、短編で使い捨てて良いの?と、読んでるこちらが不安になるくらい。 ただただ、面白かった。 これは例えるなら、深夜に運転してて、派手な看板に惹かれてフラリと入ったラーメン店。メニューを開くとそこには、伊勢海老から取ったスープに極太卵麺とかいう聞いたこともない変わり種ラーメン一択のみ。うわ、失敗した……とか思ってたら、これが予想外のパフォーマンスでバカ美味! ナニコレ! 私、こんなの初めて! もう他のラーメンじゃ満足出来ない!みたいなパターン。果たして例える必要があったのか、もう書きながら不安になってきた。 結論。とにかく、そこの未読の方、読まなければ損です。これはそういう種類の作品です。あ、はい、一名様、カウンターごあんなーい。
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レビューすいません。ありがとうございます。 敗因は悪目立ちしたことです笑 少しでも目立たないよう、いまは息を殺してます。 投票企画なこと忘れてないけど、忘れてた。そんな感じです。反感買いそう笑 セカキスみたく三表入れれる企画ならあるいはチャンスあったかも。 着流しを着た渋い文豪作家風でいこうか迷ったのです。
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いや、まだ負けてないし。 わかんないですよ。少なくとも私の中では有力候補です。 楽しませてもらいました。くっそー。有り難うございました。
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