haori

こんばんは(^ ^) お邪魔させていただきました。 作者さまの物語としては異色のものかな?と、拝読しながら思っていたのですが、何と言ったらいいでしょう。少年少女たちのこういう葛藤の具合って、以前作者さまの作品でお見かけしたような…と考えていたら思いだしました。「キライな時間」。これです! いや、全然内容違うし、登場人物の歳も違うんですけどね(^^; でも、先にも書きましたが、自立できない年頃の少年少女たちの、どうしたらいいの?という葛藤の具合が、「キライな時間」を記憶から呼び起こしてしまって…。 と、蛇足なことを書いてしまいました。申し訳ありません。 主人公の少女にとっては、進もうとしている道は自分が進むに正しい道と思っているけれど、反面、押しつけられたような気もして、その気持ちがとっかかりなのか、はたまた、あくまでその気持ちは少女が抱えている葛藤の一部分なのか、それははっきりとはわかりませんが、うまく処理できず抱えている葛藤(モヤモヤと言ってもいいかもしれませんね)とメガネと鯉が不思議に絡んでいって。この不思議さは、作者さまの既存作品に感じる不思議さとはちょっと毛色が違う気もしますが、よく考えると突飛なものであるのに、作者さまのやわらかい文体のせいか、不思議であるとわかっているのにすんなりと心の内に入ってきます。 さて。鯉が残した言葉。この言葉は確かに現実に戻った少女にも残り、新たなメガネと共にその言葉はどう、少女の道の選択にかかわっていくのか。ラストの後のその世界をつい想像してしまいますね(^ ^) 素敵な物語をありがとうございました(*^ ^*)
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ハオリさんとても的確なレビューありがとうございます! そうです、童話がメインのうたうものですが、初期の設定は青年期のの心の葛藤を描いた少年少女が主人公の小説も多いんです(笑) 『キライな時間』に始まり、『古びたピアノの前で』や『崩壊の始まり』、『歌をまた歌える頃には』などが、そういうジャンルに当てはまるかと思いますね。 現実と非現実の境って、この時期の子どもにとってはあいまいなものとなっているんだと思います。 だから、鯉がしゃべろうが、メガネが鯉に食べられようが、それは真実でもあるし、まぼろしでもあるし、って感じで、自由に描いていますね(笑) この時期の子どもたちの心の中を旅すること
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おはようございます(^ ^) 「キライな時間」以外はまだ伺っていませんね。いずれこっそり(なぜかこっそり)伺わせていただきます(´ω`*) 現実と非現実の境のこと、私もそうだと思います。でもそれを描くにもどうしたらいいか…。自分の思考が邪魔して踏み切れないところもあるので、うたうものさんの作品で勉強させていただきますね。 ご返信ありがとうございました(^ ^)
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