菊池 策

私の”あの日”の夜はやけに星が見えていたことを思い出しました。たぶん、地上の明かりが消えたから。家の中はぐちゃぐちゃで一晩中、外で震えながら過ごしたのに、月を見る余裕はありませんでした。 多くの人の中にそれぞれの”あの日”があるのではないでしょうか。もどかしい思いや喪失感。そして、後悔。 まだ過去に出来ない方もいらっしゃると思います。 このお話はそんな私たちの胸にじわっと沁みてきます。優しく照らす月の光のように。そして、きっと明日の朝は空に白い月を見つけて祈りにも似た思いを抱くのです。
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菊池 策さま ありがとうございますm(__)m いつも「大丈夫かな?」と思いながら投稿します。そして菊池さまのコメントに、ほっとしていますm(__)m moco.i
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moco.j さま 実は滅多に泣かない私ですが、moco.jさんの作品には涙腺が脆くなります。 素晴らしい小説をありがとうございました。
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