感想・レビュー一覧 10件

なんとも美しい、月を映した物語だ。 破壊の光景を美しいと感じてしまった私は、人非人なのだろうかーー たぶん、このどうしようもない悲しみの中に、生きとし生けるものの命の輝きが宿っている。 どうしよ
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とてもとても、短い小説。 でも、 とてもとても、心の中の最も脆くて儚くて美しい部分を撫でるような、切なくも優しい優しいお話。 東北育ちの僕です。 その日、そしてその後、明日など来ないと思った夜にも、
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シンプルなのになんでこんなに心が重たくなるんだろう…… 月はたしかにどこに行っても見える。 夜になればどこにいても。 まさかこんな話の展開になるなんて思いませんでした。私自身、このようなことを経験
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レビューも僭越だと思いましたが、ただのコメントやペコメでは済ませられないのでこちらへm(_ _)m とてもシンプルな文章の中に、主人公の葛藤や心がしっかり表現されていて、さすが、と思いました。 細か
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(応援)ご無沙汰しております! この度、エブリスタの企画イベント『みんなで作るおすすめ作品特集』で、 よりたくさんの皆様にこの作品をお読み頂きたいと思いまして、再レビューさせて頂きました! 大変大変
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震災のことをシンブルに、純粋に語った作品に胸がきゅっとしました。あの日のことを語るのは、まだ辛い人もいる。でもそんな辛い人でも、この作品なら読めるほどの穏やかな作品です。 震災を語ると、悲劇的にな
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またね、という言葉には、託された色々な想いがある。 ありふれた日常が「また」やってくることは、実はとても幸せなことなのだと、本作品を読んで痛切に感じました。 あの日に感じたことを忘れてはならない。再び
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あの時は名古屋で勤務しており、両親とも連絡つかず、ただただ心配するのみ、悲惨な映像を見るのみしか出来ないことに苛立っていた事を思い出します。
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いつもながらの心地よい筆致とシチュエーション設定。また、引き込まれていきました。 震災という重いテーマを月に映しながら希望が見える展開にさすがと思いました。 何もできなかった自分を改めて悔いました。あ
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私の”あの日”の夜はやけに星が見えていたことを思い出しました。たぶん、地上の明かりが消えたから。家の中はぐちゃぐちゃで一晩中、外で震えながら過ごしたのに、月を見る余裕はありませんでした。 多くの人の
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