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紋章官の家 〈1〉片端の花嫁
佐崎らいむ
2017/1/24 22:52
物語を読んでいるのに、しっとりと切ない音楽が聞こえて来そうな、独特な雰囲気。 パーシヴァント・オブ・アームズという職も、英国における紋章の意味も今まで知らなかったのですが、どちらにも興味が沸き、主人公が置かれたこの状況と世界観に、読み始めてすぐにどっぷりと浸かってしまいました。 行きがかり上関わってしまった依頼に、最初はちょっと及び腰だった主人公が、じわじわと依頼人の悲しみに取り込まれる様が、鮮やかでした。 ミステリーとファンタジーの、まったく無理の無い融合。 作者のありすさんの描くイラストのような色彩が、文字の上に広がり、読者を引き込みます。 これはシリーズになるべくして生まれた物語だなあと、強く感じました。 切ないのに温かくて優しいラスト。 言葉運びの一つ一つまで美しくて、堪能させてもらいました。 シリーズを追うごとにきっとまた新しい色が見えてくるんだろうなあ。 楽しみです。
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ありす
2017/1/25 15:37
limeさぁぁ~ん! ありがとうございます。limeさんにそう言っていただけるなんて嬉しい。・゚・(*ノД`*)・゚・。 ちょうど梅雨真っ盛りの時期に書いたものなので、作品も主人公もなんだかジメジメしちゃいました(酷) 1話めは紋章官という存在を知ってもらうだけの内容になっちゃいましたが、2話め以降は紋章学のルールや歴史などを織り交ぜていきます。 limeさんの知識欲を刺激できたら良いなあ~(*´ω`*) 温かなレビュー、本当にありがとうございます.+:。(*>ω<(・ω・*)°.+:。
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