でん(休)

初読で知った真相を抱えながら、再読、再々読で味わう、この形容しがたい感情は何なのでしょう。 真っ先に思うのは、もちろんおばあちゃんの痛み悲しみです。 が。 遺された者たちの語り口や行動からは、切ないながらも彼女へのたしかな愛情がうかがえました。それは裏を返せば、おばあちゃんの再婚後の人生が、恨みつらみばかりではなかったことを想像させるのであります。 ただ、墓場まで持っていく秘密がかなり大がかりだったのは事実で。だからこそ愛猫たちの墓場にも小分けしながら、大切な計画を遂行したのかなぁ。 読後、時間がたつほどに胸の深い部分にじんわりと響くミステリーでした。 とっちらかった感想ですみません(汗)すばらしい作品をありがとうございました。
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何度も読んでいただき、ありがとうございます! いつかミステリーを書いてみたくてその練習の練習のような作品でしたが、まさかの選出にビックリ! ミステリーと言っていただけて顔がだらしないほどにやけております。 丁寧なレビューありがとうございました!本当に嬉しかったです。
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