傷を抱えた山村にとって、春樹との出会いは特別なものとなりました。 今まで散々自分を責めて生きてきたでしょう。 春樹は唯一「悪くないよ」と言ってくれた存在だったのかもしれません。 春樹もまた優しい子なので、山村の負ってる傷を理解した時、自分なりに出来る事を考えたのでしょうね。 その思いが健気です。 自分には春樹のような能力はないものの、人の傷を知った時、何が出来るのかと言えば、ほとんど何も出来ないくらい無力かもしれません。 だけど、許すことなら、出来るのかもしれないな、と思いました。 山村も春樹との出会いをきっかけに、そろそろ自分を許してあげてほしいです。 そうすることで、春樹の力も報われるんだろうな。 幼少期の春樹、とっても可愛らしいです。 口にチョコをつけた春樹の顔を想像して、最後はほっこりとしました^ ^
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あめさん、かげろうに温かいレビューをありがとうございました! こういう救いの無い悲しみと後悔を持つ人って、少なからずいるんじゃないかなあと思うと、やりきれないですよね。 でも、もしかしたら春樹(ちびはるき)だったら、救えなくても癒してくれるんじゃ……と思ったのがきっかけなんです。 あめさんが、そんな思いを汲んでくださったのがうれしい。 大人では無理な事って、やっぱりありますよね。 まだ純粋で真っ直ぐな春樹との出会いが、この山村を救ってくれたら、嬉しいな。 えへ。真夏でもチョコを欲しがる春樹。 あのシーン、ただ単に、チョコが食べたかっただけなんだと作者は睨んでるんですが(笑) 後で春樹に

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