かず

私は、自分が共感できる心情が伝わってくる作品が好きです。 共感できないと、心情描写の部分は読むのが億劫になってしまいます。 この作品の主人公の心情は、実は決して私にとって共感できるものではありませんでした。 なのに、読んでしまう。ひとつひとつ丹念に紡がれた言葉を、ひとつひとつ丹念に読み解きたいと思い、そして読んでしまっていました。 最後におばあさんと主人公の気持ちが重なった時には、共感してホロリとしている自分がいました。 さりげないようでいて、言葉ひとつに、その流れに、とても引力のある作品。 大賞受賞、納得です。
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レビューありがとうございます。 これは決して、誰もが共感できるものではないと思って書きました。 それでも感動していただけたこと、本当に嬉しく思います。 共感できないと、心情描写を読むのが億劫になるというお話。そういう方もいるのですね。おなじ話はそれでも読んでいただけて良かったです。 けれど、そういう方がいると知ることができたのも一つの学びですね。(私は、知らない考え方、新しい価値観、違う感性に興味を持つタイプなので) 大変素敵なレビューを、ありがとうございました(^^)
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お返事ありがとうございます! 共感、というとちょっと言葉が違うような気がしてきました(笑) 同じ気持ちでなくても、理解して寄り添う、というか……。 同じ気持ちでなくても、それを自分の気持ちのように感じる、というか…… 上手く言えませんが(^o^;) それがないと、普通はなかなか物語の中には入り込めないんですが、この作品は違いました。 気持ちではなく文章の言葉から入っていけました。私にはとても珍しい経験でした。
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