【コメント】

コウタトアール

しあわせに定義などないのだと、百人いたら百通りのしあわせ論があるのだと、そう思います。だからこそ。登場人物たちの選択に薄氷を踏む思いを感じながら、それでも、彼らの行く末にしあわせはない、とはけして言いきれません。だがしかし。だがしかし……。始まりから終わりまで。というか、読了後のいまでさえも。作者さまの掌でコロコロと翻弄されるミステリーでした。完結おめでとうございます＆お疲れさまでした。

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