ぎがねこ

もしこの作品が目に留まったら、きっと、運命。 出逢うべくして出逢った、読むべき作品だと思います。 この物語は「恋愛」カテゴリーにあって「恋愛」ではなく……「愛」の物語ではないでしょうか。 愛するとは何か。生きるとは何か。信じるとは。支えるとは。託すとは。 少なくも的確な言葉の選択で読み手の感情を揺さぶり、正解のないことを悩ませ、まるで現実に人見が、律が、山崎が存在していると感じさせる。 彼らに何もしてあげられない自分に、無力感すらおぼえる。 久しぶりに引き込まれ、どっしりとした読後感を味わわせて頂きました。 またこの作品は、読み手のライフステージによっても感想が変化するのではないでしょうか。 そう思うと、是非とも5年後、10年後にまた読んでみたいと思いました。 まだ更新中であり、この先もとても楽しみです。 素敵な作品を読ませて頂き、ありがとうございました。
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レビューありがとうございます。まだまだ言葉を吟味するべき箇所があるので、これからも輝きを増していけるよう推敲を重ねます。  また読み返していただけると嬉しいです。本当にありがとうございます。
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