僭越ながらレビューさせて頂きます。 二重三重に仕掛けられた謎。それを探す為に、夢中になって読み進めました。 後半に明かされた全ての真実。それは、醜さと恐ろしさを感じると共に、成程と声に出してしまう凄さがあります。 手の上で踊らされる……まさにこの事でしょう。しかも、ただ踊らされていただけではありません。 だから白雪かと納得をしてしまいました。枕営業など、あり得る伏線に童話を絡めた謎は秀逸の一言です。 また、あまりにもの自然な描写で、本当にちやほやされる容姿を手に入れたんだなと思っていたからこそ、驚きの連続でした。 立場の逆転。狙った通りの展開。導き出された答えは絶望という感情を与えてくれます。 私はミステリー作品を読むのが好きですが、その中でもこの作品はかなり好きです。驚きの面白さだと感じます。 恐怖と共に楽しめる、秀逸な作品です!
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タッくん、鏡よ鏡にまでレビューをありがとうございます。 どこまでも醜い嫉妬と策略。 蛇のように絡み付く悪意。 それに呑まれる女性……というものを描きたいと思ったとき。 あの、白雪姫は実は腹ぐろで、7人の小人ですら、体で利用したという話を聞きまして。 童話とかなりリンクさせてみました。 パブリックドメインを用いた現代社会のミステリーホラーの連作にしたいなぁ……という目論みもあったので、こんなにもうれしいレビューはありません。 好きだと言ってもらえることが、むちゃくちゃ嬉しい! 素敵なレビューに感謝です!

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