僭越ながらレビューさせて頂きます。 生命の繰り返しを儚く感じる作品でした。 特に、雪の布団に覆われる中、ガタガタと震える場面。頼みの綱である葉っぱですら身を傷つけ、冷たく非情な風と月の冷たさが私にも感じられる様な錯覚に陥りました。 春までがんばって。そう願いながら読み進めますが、自然の摂理とは時に残酷なもの。 冷たくなった親友に、クヌギの木と一緒に目頭を熱くします。 そして、親友の命を継いだように新しい命が誕生しました。 しかし、それも衝撃のラストと共に悲しい運命を辿ってますね。ここでようやく、繰り返される命と共に、誕生日の歌がみんなを繋いでいる事に気付きました。 その想いを歌に乗せて、魂は受け継がれていくのだなと感じます。 羽根が無い・動けない・何も知らない……そんな不自由にも感じる生命が、誕生日と言う特別な日の歌を通して、生きる意味と生きた証を紡ぐ物語。 感動しました!
4件・1件
タッくん。 読みに来てくれて、レビューもありがとー! いつも深くまで読み取ってくれる、名探偵だね♪ なんだか勢いで書いてしまって。 大それたことは言えないので、物語にしてみた感じ^ ^ 伝わったみたいで、嬉しい♪ いつも、丁寧に読んでくれて、本当に感謝してます(´∀`*)

/1ページ

1件