感想・レビュー一覧 12件

優しさが溢れる物語でした。 クヌギの木と名もなき鳥の関係が、誕生日のうたによって次に繋がっていき、優しさが継承されていく。 とてもほっこりとした気持ちになった作品です。 読んでいて、訪れる哀しみが安
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歌に題名などない。 生まれたことの祝福をただ静かに、それでいて魂を込めて旋律にした歌。 鳥に名などない。 死にゆくことの祝福をただ安らかに、それでいて思い出を大切に鼓動にした歌。 喜びも悲しみ
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ふたたびこんばんは(^ ^) お邪魔させていただきました。 生命の連絡――たとえ生物種が違っても、生命は大きな枠の中で次代へと移っていく。その過程の中では悲しい別れもあるだろう。喜びに満ちた誕生もあ
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普段はとても嘘くさい、何処かに存在してるとしても、自分の周辺では滅多に起こり得ないものと思ってるモノがあります。 でもこの物語の中では、絶望に命すら捨ててしまいたくなる時に希望を与えてくれ、孤独な時
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誰かが側に居てくれる事が当たり前だから、失った時には愕然とするし、哀しさに潰されそうになるのだろうと感じてしまいました。 名もなき鳥も、クヌギも、その弟も、順番に大切なものを失っていく。 けれど、
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日々が繋がる。季節が繋がる。命が繋がる。そして、愛が繋がっていく。 カサカサしたこの時代に、天からの恵みのように産み落とされたこの物語に、温かい涙がこぼれました。 何も言うことはない。 ただ、この
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巡りめぐる、命の環。 ある日突然、翼を失くすこともあるだろう。 それでも何かを糧に、その命やむまで。 美しくも厳しい世界の息吹を作者さま色で紡がれた本作。 重なっては別れていく命の在り方は、残酷でも
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僭越ながらレビューさせて頂きます。 生命の繰り返しを儚く感じる作品でした。 特に、雪の布団に覆われる中、ガタガタと震える場面。頼みの綱である葉っぱですら身を傷つけ、冷たく非情な風と月の冷たさが私に
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これは痛いほど胸を衝く作品です。 相変わらず、いや、前にも増して豊潤な言葉遣いです。 北風のような言葉、木漏れ日の言葉、滔々とたゆたう言葉。 およそ凡百には手の届かぬ黄金色の言葉の数々がまぶしいので
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受けとりました。 命のバトン。 翼をなくす。 どうしたらそんな発想が思い付くのかと あめさんのアイディアにはいつも 驚かされます。 これは、傷心の鳥の物語 心優しいクヌギの物語 脈々と続く命の物語
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絶望の淵に立たされたとき。 あなたならどうするだろうか? たった一人で苦しみ嘆き悲しんだとしたら、死を選ぶだろうか? この物語は、生と死。 絶望と希望。 輪廻転生…… そういった自然の摂理を物語って
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胸に染みます。 羽根を失った鳥との出会い、別れ、新たな出会いに再びの別れにまた出会い。 この短い物語の中にいくつもの感情がありますが、その全てが優しさに彩られています。 誕生日の歌、巡りめぐっ
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