恋人が夫になって、家族になる。 それは確かに幸せの形。だけど、日常という平坦な道を歩いていると、キラキラして見えた宝石は、いつの間にか石ころに変わっていることもある。 本作で語られるのは、結婚後の夫婦の姿。いつの間にかお互いが当たり前になって、少しだけ目を瞑ることもあって、気づいた時には2人の間に長い距離が横たわる。たぶん、夫婦という関係の中で、それは珍しくない出来事なんだろう。 夫婦だって他人だ。時に気遣いだって、時間や距離が必要なときもある。 だけど、思い返してみれば積み重ねた時間は確かにそこに存在して、相手に恋をしていた時間はやっぱりキラキラ光る宝石に違いないんだ。 「人生やり直しても、やっぱり時生を選んじゃう気がするんだよね」 大人になるって、複雑だ。 好き、だけど、嫌い。そんな単純なことじゃない。 だけど、大丈夫。きっとこの家族は大丈夫。 再生を感じさせる、少しビターな大人の物語。おすすめです。
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またたびさーん!レビューありがとうございます(*´ω`*) 葛藤、歪み、停滞。 色んなキラキラしていないものたちに飲み込まれ出すと、なぜかそういう時って重なるんですよね。それで、どこで休めばよかったのかも分からないまま限界が来たりする。そういう葛藤と共に、それでも最後にほんの1ミリでいいから希望を乗せて書きたかったんです。 だからこそ、そう読み取っていただけるものになっていたのが分かって、本当に幸せです。 これは、たった一人、私の大切な仲間のために書いた作品なんです。その人の希望になればと。そして、これを読んで下さったほかの誰かの希望にもなればと思います。 素敵なレビューを本当に本当にあ
劇的なことは何も起こらない…のだけど、主人公の女性の内面の動きが繊細に描かれていて、本当に素敵な作品でした! こういうテイスト、大好きです。 快紗瑠さんイベント、とっても難しかったですが楽しかったです(^o^) 誘って頂いて本当に感謝です。 素子さんの作品も待ってます!!お仕事本当にお疲れ様です><
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こちらの返信、気付きませんでした|д゚) 嬉しいです!読む側は、疲れさせてしまうんじゃないかと思うくらい、後半ギリギリまで停滞した物語だっただけに、大好きって言ってくれる人がいるなんて(;_;) 私の、私らしいと思う作品って大体、劇的なことは起こらないまま、女性の心理描写を描いていくものが多いですね。 本当に繊細な部分や、どこにでもいそうな人を描きたいからなんですが、キャラを立たせることができない問題に直面しています。笑

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