夕暮れ観覧車。 あめさんの短編集をランダムにめくっていました。その中の一編がこれでした。   橙、群青、紫が迷子みたいに混ざり合います。 ラストシーンの文面です。この描写に全てが象徴されているように感じました。父親が娘を思う心、夢を追う若者を育てようとする心。 ホームレスになった父には、切なく、優しい過去があったのですね。それを、見事に、独特の語りで表現しましたね。感動いたしました。 (実際のホームレスを見て、作品へのイメージ化をしたのでしょうか。この人の人生は何だったのだろうかと・・・) また、別の短編を読みにうかがいます。
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阿賀野さん。 「夕暮れ観覧車」読みにきてくださって、レビューもありがとうございます。 自分の父がもし…というのを想像したり、表紙のイラストが先に出来てたので、夕暮れ時のサックスの音色をイメージしました。 初めはただの悲しい話になってしまいましたので、何度か書き直しました。 思い入れのある作品だったので、嬉しいです。 なかなかエブ活動できてないんですが、落ち着いたら、また阿賀野さんの作品に、お邪魔しますね^_^

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