『八七六〇時間の忘却』 読了。 いつでもそうだったけど、とにかくニャン太が常にかわいい。可愛すぎた。そんなにツンな子が好きだったわけではないのに…やられてた。 ツン発動がアイザックさんにだったからかなと。 直接向けるツンもそうだけど、ニャン太心の声がまったくもうと思わせる。アイザックさんに負けないほど『お前可愛すぎるだろ』と思ってた自信がある。 ニャン太はずっと苦しんでた。 最初から最後まで。 取り返しのつかないほどに人を傷つけてしまい苦しんでた。 自分なんて無くしてしまいたいのに無くせなくて苦しんでた。 振り回されてるのに、振り切れなくて苦しんでた。 どんどん自分に感情が戻り、置き所がわからなくなり苦しんでた。 人を信じることを、信じてしまうことを、信じられてしまうことに苦しんでた。 でも苦しみ方は変わってきてた… とにかく一緒に苦しんでみた。後半の苦しみのが辛かった…そして最後にはやれやれな温かい苦しみに変わってた。 たくさんの情景が書かれてるわけではなく、こちらが読みながら広げられるほどの情報に、ニャン太の気持ちは常に汲み取らせてくれて…近かった。ずっと傍でニャン太を見守ってた気持ち。 アイザックさんがニャン太に向けていた言葉がきちっと届いてて… アイザックさんじゃないアイザックさんに、今度はニャン太が向けて放ってるのがなんとも言えない。きっと記憶が戻ったときに、アイザックさんのニャン太への思いがずっとずっと増しちゃうんだろうなぁなんて思ってた。勝手に。 ニャン太は悪人ではない。 若人くんにしてしまった事はそれはそれはいけないことだとは思う。 でも誰だって自分がかわいくて、自分で自分を守ってあげないとだめなんだ…だからあの日の猫田さんを責めきれないなと葛藤した。 本当の悪人なんかじゃない。本当の悪人が申し訳なさをたくさん抱いて死んでしまおうだなんて思わない。謝罪をしなければなんて思わない。 ニャン太は、やっぱり優しい人。自分に立ち向かえない攻撃がなければずっとずっとそこらの人より優しい人。 アイザックさんにたくさんのツンを向けながらもいっぱいいっぱい笑って欲しい。ニャン太もアイザックさんも。 ああでっっかい絆を見せてもらった!人が惹かれあってく様が苦しかった! あああ!読ませてもらってよかった。 ありがとうございました!
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はる。さん(:_;) こんなにまとめてくださったのですか! ありがとうございます これは、紛れもなく僕の宝物です 大袈裟ではなく、本当に この話、書いてよかった…… 書いてる僕も猫田さんも苦しかったけど、書いてよかった…… たったの二ヶ月半、されど二ヶ月半 書いてよかった…… ラストスパートかけてる時にはる。さんが猫田さんの話してくれて、本当に支えられました そう、猫田さんは最初、自分の感情を捨ててしまう。 だって、持ってたら苦しいだけだから。 感情を捨てて死を選ぼうとしてた。 感情を捨ててしまって、でも生き残ってしまった。 生きる理由はアイザックへの気持ちだけ。 それは感情を取り
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なんだかダラダラと書いてしまって┏○ペコッ 書きすぎて(笑)文字数超えとるわぁ!!!と4回怒られました、あは。 なんかね読みながらいっぱい言いたいこと出てくるけどね胸いっぱいでね。駄文送り付けてごめんね。受け取ってくれてありがとうございます。 ぜ・ひっっ! 記憶を失ってたときのニャン太の行動を振り返ってみたアイザックさんを見せてくださいなっ。でないと勝手にデレデレアイザックにしちゃうぞ(笑) 感情って殺すのも消すのも意識しなくするのもとっても難しいよね。 はぁ!この2人に出会えてよかった!
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