言霊という言葉がある。言葉が持つ力とは大きなもので、時にそれに縛られてしまうこともあるほど。 「ごめん」と「ありがとう」。どちらも口に出す機会が多い言葉だけど、両者が持つ力は大いに異なる。 「ごめん」がそこで完結する言葉だとしたら、「ありがとう」は相手を見つめて言う言葉なんだと思う。 自分よりも相手が優れていると、無意識にでも感じてしまうと、そこから這い上がるのはなかなか難しいもの。 相手が恋人であればなおさら、冴えない自分を引け目に感じることは多いんじゃないだろうか。 だけど、みんな同じなんだ。自分が好きな人のことを想い、考えているのと同じように、相手も自分のことを想っている。それってすごく幸せなことだ。 日常の中で思いもよらない側面を発見してくれるのは、いつだって自分じゃない誰かだ。 「ごめん」を「ありがとう」へ。 意識して変えていくだけで、人は今よりも少し、幸せになれるのかもしれない。
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言葉は口に出したとき、誰よりも先に、自分に届きます。誰よりも影響を受けやすい。だからこそ、考えることがネガティブなときも、口に出す言葉はポジティブなことを、と思っているんです。実際、誰かと話していても、その方がなにかと良いことがある気がしていて。 「由宇が好きだから、ずっと見ていた」 そんなことを言ってくれるほど、器用というかデキる男性は多くはないと思ったんですが、やっぱり女としては欲しい言葉じゃないかなぁ、と。成長欲求が強い人ほど、相手が優れていると焦りや嫉妬も強くなる。自分に自信がなかったわけではなくても、素敵な人を目の当たりにして、比べて、自信をなくすことはあるんですよね。 これは

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