レンカ☆蓮華

少し雨宿りをするつもりで足を踏み入れた、男性のお店。 コーヒーと本。 この二つを通して男女の視点の切り替わりを上手く使い、物語が進んでいきます。 男性が女性に本を選びますが、まさか最後に繋がるとは。 まさにぴったりの本を選んでましたね(笑) その本を進められたときの女性の心境。 この時はまだわかりませんが最後まで読んで、 ああ、きっとこう~だったのかもしれないと後から自分なりに理解。 もし、自分だったらと考えるとかなり複雑になります(笑) でも、女性がもう一度見つめ直すきっかけになったんでしょうね。 徐々に二人の距離も縮まっていくのかな? と思いながら読み進めていくと、男性が女性を誘うシーンで…… よし、恋愛展開だ!と一人喜んでおりましたが、どうやらちょっと女性との距離があったようです。 男性は落ち込みますがこの距離には意味があり、また最後に繋がる大事な所。 なんと無駄のない構成でしょうか。 細かい描写で、だからといってくどくど書いているわけでもなく、文字を追う度に脳内で作り出されていく世界。 コーヒーの香りさえ漂ってくる空間が広がります。 そして最後の一文までも、その先がとても気になる終わりかたで、色々な想像をして楽しめる。 素敵なお話をご馳走さまでした!
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蓮華さん こんばんは。有月です。 とても素敵なレビュー、誠にありがとうございました。 恋愛展開にならなくてスミマセン(笑 さて、本作品で私が気になっている点が一つありまして。それはズバリ 「無駄を削ってもっとスリムに出来ないか?」 ということなのです。 これ、9千文字以上もあるんですよ。 そこまで字数掛けないとダメな話かな?って。 幾度か読み返してみたのですが、自分ではよくわからなくて。この一点に絞ってご意見頂けたら幸いです。 どうぞよろしくお願いします。 あ、そんなのわかんねーよ、ということでしたら、それはそれでオーケーですので(笑 忌憚ないご意見をお聞かせください。

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