あおい 千隼

レビュー失礼致します。 淡い恋。儚い恋。想いでの蜜月。 同姓間での恋は、異性間では理解し尽くすことのできない、共通する"心"を分かち合えることだと思います。 男心を解ってない。女心を察してよ。 こんな台詞は、同姓であれば手に取るように解り合えます。 それこそ痒いところに手が届くように。 だからこそ、儚くとも美しい、魂の繋がりなのだと認識しております。 と、前置きはこれくらいにして…… 『正岡子規と初恋』 主人公が後ろめたく思う、己の性癖と悩みや愁い。 恋は実らないもの他人のものと、端から諦めては愛読する小説の主人公とリンクさせ、他を寄せ付けないひとりの少年。 ご作品の主人公は、彼女シリーズを通し、キーパーソンとも言うべき存在でございます。 現今の彼から鑑みましても、このように傷つきやすい硝子のような繊細な心を搭載していようとは、よもや思いも致しませんでした。 ひとは恋をして、踏まれて耕され、ようやく肥えた大地となるのですね。 シリーズを通し拝読しまして、初めてそのことに気づかされることと思います。 秘かに恋を募らせる彼は、まるで太陽のような存在の少年を、今日もひっそり図書室の片隅にて目で追います。 そんな彼についた不名誉なあだ名は、恋慕を懐く相手にもしっかり根づいておりました。 ですがひょんなことから、事情が一転するのです。 糸瓜忌。 小説の主人公のように、自分も儚い一生を遂げるのだと決め、それはある意味では実現致しますが、なんとも彼らしいオチが用意されておりました。 初恋は実らない。 いいえ、そんなことはごさいません。 このお話内において、絶対に不可能なことはあり得ないのです。 まずはシリーズを通して愛読し、その後このお話を読まれてみて下さいませ。 恋はいいな、心から想い出を取り出したとき、きっとキラキラと輝いるはずだと、そう思わせてくれます。 今の彼があるのは、初恋のひとありき。 性癖と実益を合致させた職業に就き、当時の彼では想像もできない行動にでる、とんでもない心臓の持ち主と育ちますが…… 今が幸せであれは、それでよいのです。 素敵なお話。有り難うございました。
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あおいさん、もうもうもう(牛だぁ~!) 素敵なレビューをありがとうございます~!!(ひれ伏し) さすが! 人気BL作家様、BLへの思いが熱いです!! この話は、私の「初BL、のようなもの」です。 それを、こうしてレビューいただけるなんて、本当に嬉しいです! 相原先生にもこんな初心な時代がありました……(笑) 大人になり、自分から襲い掛かるような、ケダモノになりましたが……(その割には、いろいろヘタレww) お相手は『谷木さん』こちらも、意味深なお相手をぶつけてみました。 いつか、この二人の偶然の再会、なども書いてみたいですが…… なにぶん、これを書いてみてBLの難しさを痛感いたした
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こんにちわ(*^3^)ノ~☆ と言いますか、ちょっと驚き! あおいのレビュー締めくくり……「。」で終わったはずが「けど」になってる(*T^T) 変換間違いです。手直しします(T^T) 谷木さん登場(〃艸〃) あおい あのひと、うなぎのシッポと秘かに愛称つけて読んでますw 掴みどころのないひと。けど憎めず美味しいとこ持っていきます。 はろんさんの 図書室、窓からさしこむ夕陽と生徒の声。沢山の本に囲まれた死角にふたりの少年。手と手を絡め見つめあう…… いや、うふふ(* ̄ii ̄) 是非とも続けて下さいな♪ いつの日でも読みに駆けつけます(o´∀`)o はろんさんに誉められ調子に乗ったあお
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