【コメント】

これほどに重いものはないのだから

レビュー書かせていただきます。心に沁みました。作者様の優しさがじんわりと胸に広がりました。戦争を知っている世代は既に八十代。七十代だとまだ１桁の年齢。受け入れが中途半端な年頃ですよね。親戚もこのあたりの年齢が多いせいか、戦争を美化して語る者、その真逆で極端に嫌う者と割れます。原因は親達がきちんと語らなかったから。子供達の為を思っての行為だったと思うのです。ところがそれが原因で真実がどんどん歪められている。日本人は多くを語らないのが美徳とされているから。でも精一杯生きた記憶、伝えていかなくても良いのでしょうか。老人達が私に昔話をします。特攻で出撃寸前で終戦を迎えたという人達もいます。皆様泣きます。死ねば良かったと泣きます。多くは仲間たちが目の前で死んでいくのを見てこられた。彼らはその辺を語りません。語ってほしいと切に願います。戦争を知らない世代に、いかに愚かな行為なのか、どれだけの悲しみを生み出してしまうものなのか。再びこの世界が悲しみに覆われないよう、時子のように七十年も悲しみを抱えて生きていかなくてもいいように。レビューのつもりが何だか説教臭くなってる|柱|ヽ(･_･｀)反省… 更紗

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浅果好宗 2017/9/8 13:15

更紗さん、レビューありがとうございます♪ 苦しかった記憶を話すのは辛いでしょうね。でも自分も話してもらいたいと思います。どれだけ辛かったかキツかったか、その話を聞いて戦争を知らない自分らも、更に知らない子供たちに伝えていけるでしょう。自分らは現代に日本に生まれたからこそ平和です。平和にあぐらをかくだけはイヤですが。この作品は創作ではありますが、今の、そしてこれからの世代に伝わってほしく思います。丁寧なコメント、感謝です♪

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