僭越ながらレビューさせて頂きます。 涙が止め処無く溢れてきます。 特にラストの ばあちゃんは泣いていた。 ばあちゃんだけが泣いていた。 ここは涙で文字が滲むほどでした。題名にありますが、その重さは測る事などできないし、とても重い……今の私ですらその重さを考え、感じ取っています。でも、娘の子供となればまた……きっと本質を捉えた重みを知る事が出来るのでしょう。 一生を追って行く形で展開する物語。綴られた文字の一つ一つにメッセージが感じられ、切なく、胸を締め付けられます。正義って何だろう? 戦争でないことだけは確かです。戦争は少しだけ力を持ち、偽りの正義を振りかざす最も愚かな行為。子供の喧嘩で例えられますが、子供の方がもっとしっかり分かってるとまで思ってしまいます。 ただ願うのは幸せ。それも、身分にあった価値観の幸せ。不器用で純粋で、そんな生き方しかできない時代を駆け抜けた人達は、私の考えなんて遠く及ばない大切な想いを持っているのでしょう。だからこそ、本当の重みも感じられる…… 素晴らしい作品です。涙無しには読めず、本当に大切な事に気付かせてくれます。 この作品を読んで、私と同じ想いになった人は、きっとたくさんいるはず……
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タッくん、レビューありがとうございます♪ テーマが「生きる」でしたから敬らなければならない先達の物語としました。 自分が思うメッセージは随所に散りばめました。 ちゃんと掬ってくれて嬉しく思います。 戦争を経験した方は生き抜いても悲しみの中にいるでしょう。 消える命を見て、新たな命に重さを感じる。 命の繋がりは、戦争を経験していなくても尊いものですが、辛い思いをした人たちから見れば更に尊いでしょう。 タッくんのレビューを読んで、泣いてしまいました。 きっちりと読み取っていただき、嬉しく思います♪ 感謝です♪

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