世界に数多の夫婦がいれど、単なる同居人として生活を共にする夫婦も多い。 そんな中、「死してなお」とさえ思える、心から愛する相手に巡り会えることは奇跡なのだと思う。 わずか五ページの短編。けれど暖かく、どこか切ない物語。愛の物語。 家族の中で、妻、あるいは夫と自分は血が繋がらない他人だ。けれど夫婦とは、苦楽を共に人生を歩んでいく中で、いつの間にか「伴侶」と呼べる間柄へと昇華されるものなのだろう。 素敵な物語でした!

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