海での再会は震えが来ました。 そうあって欲しい思いと、それまでの秀逸な心の声が読み手に希望を持たせていたからだと感じます。 52の表現、とても素晴らしいですね。孤独の違いはあれども共通する孤独があって、惹き込まれます。 違うところは、勇気が届かないことと勇気を出さないこと。そして、声にすれば届くところです。諦めなければ、ほんの少しの切っ掛けで変われるんですよね。 鉄道に揺られ、まるでその場にいるような臨場感を覚えました。私自身が海に包まれる錯覚を受けて…… 美しい。そんな言葉が無意識に出てしまう、描写が秀逸すぎる感動の作品です!
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タッくん~、読んでくださって、そしてレビューをありがとうございます! ただひたすらピュアで純粋な恋を書いてみようと思ったんですが、あまりにもひねりが無くて、予定調和で、ちょっと不安でした。 でも、タッくんにも想いが届いて良かった。 普段サスペンスばかり書いているので、純愛物は、なんだか気恥ずかしかったのですが。 でもいつか、52のエピソードを込めた物語を書いてみたかったので、すっきりしました。 20~23歳のころは、通勤で毎日南海線を利用していたのですが、最近はすっかりご無沙汰。 たまには乗ってみようかなあ……なんて、ちょっと思いました。 温かいレビュー、本当にありがとうございました。

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