飾らない言葉で淡々と進むストーリー。 悲しみを含んだ静けさが雪のように降り積もります。 後半は雪が溶けたように涙が溢れてしまう、そんな物語だと思いました。 70年も誰かを待つなんて、できるでしょうか。 それは、信念にも似たものかもしれません。 どこかでわかってはいたのでしょう。 だけど、自分だけ幸せになるのが、心苦しかったようにも思えます。 幸せにな出来事があるたびに、ごめんね、と謝っていたのかも… 素朴な語り口が、どんどんと想像を膨らませ、後半はウルウルしながら読んでいました。 読後はしばらく余韻に浸り、涙が溢れるでしょう。 遅ればせながら、佳作おめでとうございます! 素晴らしい作品です(≧∇≦)
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あめさん、レビューありがとうございます♪ 多分、戦争という出来事でなければ七十年は待てないと思います。 幸せな七十年だけど、待っている人がいる限りどこかに不安があったでしょうね。 祝コメもありがとうございます♪ いつも感謝です♪

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