【コメント】

夜の底

日本語というものの美しさを認識させてもらえる作品です。慎重に選ばれた言葉は字体だけでなく、音感も綺麗です。情緒的な描写は時代背景と登場人物に合わせて艶っぽく、しっとりとした“肌触り”のある時間が、ゆるゆると流れていくように感じさせられます。美しい言葉が描く表現や情景を味わって頂きたい逸品です。

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しのき美緒 12/22 23:11

潮崎さーん！過分なレビューをありがとうございます！漱石や鴎外の小説に出てくる言葉って美しいですよね。しかも、単語それだけにずっしりとした意味がある。それをいちいち拾って味わう楽しさ、っていうのを目指してみたいなぁと。擬古文にもなってはいないのですが、それでも美しい日本語で書きたいです。ひどく拙いものですが、肌触りや質感、時代の空気、湿度そんなものを伝えられるように精進したいです。しのき美緒

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潮崎晶 12/23 0:19

しのきさんの得意な女性の情感描写が、文体と見事にマッチして、奇妙な言い回しかもしれませんが、 “纏わりついてくるような時間”を感じ取る事が出来ました。やはりちゃんと勉強されている方は違うなぁ…と、感心する事しきりです。また次の作品も楽しみにしています(^^)/

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