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夏と花火と白雲と
おれっち
2018/3/10 16:03
レビューとお詫び。 選考の欄に誤解を招きかねない事を書いたので真意と新レビューを書きます。 決して良くないという意味ではなく若干型破りな為に評価されづらいかもしれないけど、凄いと思った作品という意味で選びました。 敢えて例えるなら四畳半神話大系の様な世界観ではないかと感じました。 一見は不合理に見えてその奥に不可思議な青春の心の動きを垣間見せる様な手法。 例えば、いきなり現れて嘘を付くように言われて、何言ってるんだとばかりに本当の事を言う少女。 その少女に、居所を暴露されて窮地に立たされるものの、一瞬であった少女に心奪われて結婚を申し込む青年。 当初は本当の事を言うのは当然とばかり、胸をはっていた少女も予期せぬプロポーズに心が乱れる心境の変化。 それは、たぶん、他人であったはずの青年が他人ではなくなるかもという予感みたいなものだったのかもしれないが、そうだとすると、身内を売ってしまったという後ろめたさが突然少女に襲いかかる。 いても堪らず、青年と一緒に角材で打たれる事によって、自らの贖罪を果たそうとした。 まだ、恋ともつかない間柄にも関わらず、そこまでするという少女特有の激しさみたいなものを表現したかったのではないか? と、思ったんですけど違ったらすみません。m(*_ _)m
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主道 学
2018/3/11 15:25
らりばさん。こんにちは。 二度目のレビュー。心から感謝申し上げますm(__)m 概ねその通りだと思いました。 私自身。恋をしたことがなく。 ですが、志津子は聖次が粛清係にボコられている時。 「やってしまった」という罪悪感と激しさを持った一時的な前世の求愛が、そうさせてしまったのかも知れません。 二人は前世の記憶は無意識的で、ほとんど自覚できません。 けれども、内なる激しさや、これから芽生える恋。運命が、すでに二人の心の中にあります。 恋愛には時間がありませんので。 二人の夏はまだ始まったばかり。 森見登美彦先生の四畳半神話体系は読んだ時がないのですが、大変光栄です。それと同時に
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おれっち
2018/3/11 20:09
いえいえ、なるほど、私の解釈より一重深いですね。今後ともよろしくお願いします。
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おれっち