井湧敬一

 これは、タグに「ライトノベル」とありますが、実はとても重い物語です。  このお話の中で、登場するのはクローンではありません。戸籍のある人間です。  それに別人格を植え付けるというのが、人としてどうなのか。提供する側も、受け取る側も、真剣に考えなければなりません。    その対比を、妻と息子を使って、上手く表現されていると思います。  完全にその人になるのではなく、その人と同じ記憶、同じ行動が出来る人間という部分が、この物語のせめてもの救いです。    個人的には、ホラーかな、とも思いました。    奇しくも震災に遭われた方も、これを読まれるかもしれません。  愛する者の死とは何なのか。  改めて考えさせられるお話でした。    
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井湧様、貴重なレビューありがとうございます! 嬉しいです♪ 確かに軽い話ではないですね。 タグのライトノベルを外しました! おお!ホラーに感じるんですね! ホラーを追加させていただきました! この話を書いているときは「改めてレンタル人間ってテーマがダメなのでは……。というか、書いてて難しいな、どうしよ。でも書いちゃったし」と悶々としていました(笑) なので、エブリスタに投稿すること自体が挑戦でした。 書きためてあるのでいずれ完結します。 読む人はいないと思っていた作品に目を通してくださり、本当にありがとうございます! 今日は東日本大震災の発生日ですね。 震災に会われた方が一日でも早く

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