レンタル家族

亡き夫をレンタルしに来ました。

松本健太郎

25分 (14,831文字)
コンテスト「日常」参加作品です。かきためてあるので完結します。

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あらすじ

数十年前、ある研究施設が新技術を発表した。 それは、人の記憶を取り出し、その記憶を別の人間に上書きするという内容だ。 研究者はこの技術を活かし、レンタルサービスを開始する。 利用者が希望する記憶を

感想・レビュー 9

昨夜、書籍の方で再読しまた大号泣してしまいました。 自分はこんなに家族に対して優しい気持ちでいるかな、と考えさせられます。 何度読んでも泣ける(´д⊂) 優しさに涙が止まらない今日この頃です。
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松本健太郎さん こんにちは。 何か、レンタル家族があった方が幸せだったのかどうかは定かではない気がしました。 人は生まれ変わらずに死ぬ方が自然です。それに、生まれ変わらないことで、 日常が成り立って
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こちらの作品を拝読させていただきました。 家族の死亡、突然に奪われた命、空虚となる日々… 喪失したものは、穏やかな毎日と供に暮らしていた人だけでなく、残された人の心の一部分… 心と記憶、どうリンク
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