(応援) 私にとっては、とても馴染みのある大阪弁。 そのせいか、この作品にはとても親しみを感じました。 残念ながら南海電鉄は数回利用したのみですが、その情景がするすると頭に入って来たのは、作者様の確かな腕あっての事だと思います。 声にコンプレックスのある主人公。 そこで出会った教育実習生である先生のさりげない優しさや声かけ。 それはやがて二人にとってかけがえのないものとなります。 孤独な鯨の52に、主人公が自分の境遇をなぞらえる所は特に感慨深いものでした。 そんな主人公と先生との出会いは正に運命としか言いようがありません。 先生のお陰で自分に自信を持ち、やがてはシンガーソングライターとして有名になる主人公。 そして更なる運命の再会。 今後の二人の明るい未来を彷彿とさせるラストに、思わずにんまりとしてしまいました。 「君にとどけ」 そんなタイトル通り、主人公の思いはたくさんの人へと届いたと思います。 それは一番届けたかった人へ、そして52にも。 素敵な物語を、本当にありがとうございました! あらためまして、南海電鉄小説コンテスト大賞おめでとうございます! 見知った表紙が目に飛び込んで来た時には、思わずガッツポーズをしてしまいました笑
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mimoriさん~、素敵なレビューをありがとうございます! このレビューの温かさに、朝からうるうるです>< たった9700文字の物語ですが、この中からいろんなものを汲み取ってくださって、感激です。 そうでした、mimoriさんも関西圏になじみが深い方ですよね。 (逆に私は大阪弁バイリンガルじゃないので、セリフが不安(;'∀')) 私も南海線を利用したのは2年半だけで、ほとんど検索しまくっての執筆でした。 (温かくなったら、あの海にも行ってみようと思います^^) どうせ書くなら、すごく甘酸っぱい気持ちになれるものを……と思いました。 不思議ですよね、書くうちに自分もなんだか
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