とても切なく、儚く、最後には涙が溢れ出します。 クローンや記憶のすり替えなど、一般的にタブーとされている題材なのですが、それを合法化したらどうなるか? そんな視点で読み進めました。 細かく問題点や利点が分かり、納得すると共に恐怖も感じます。その恐怖が悲しみと交わり胸が締め付けられます。 何が正解なのか分かりませんね。陽一が言っている様に、思っている様に、本当に正しいのは何なのか? それを物語から考えるのも、この小説の醍醐味だと感じました。 とても読みやすい表現にスムーズな展開が、そんな楽しみも与えてくれる作品です。 面白かったです。多くを想像させ考えさせ、涙を誘う作品を堪能させて頂きました!
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タッくんさん、こんにちは。 お忙しい中レビューをくださり、ありがとうございます! この作品はだいぶクセがあるので……読んでくださったこと、本当に感謝致します。 レンタルサービスの問題点が多すぎて、どう表現しようか悩みました。 登場人物も、あまりに個性的すぎると日常感がなくなるので、できる限り普通で……。 でも、普通すぎる文書を読むのは、自分が読み手なら苦痛なので、需要がなくなるし……。 と、悩んだ末書き上げた作品です。 最初、エブリスタに投稿しようか悩みました。それくらい、クセが強い作品だと思っております。 この作品の正解は、読んでくださった皆様により違うかと思います。 人が死を受け止

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