雛姫

読み始めた時、『もしかして?』そう思った。 嫌な予感と知りたい欲求。 それが私にページを捲らせ、その世界に引き摺りこんだ。 そうして読み終わった時、自分の感覚の正しさを確認し、複雑な気分になった。 この、着地出来ない読後感、嫌いじゃない。 真白は一見残酷だ。 彼は純粋で一途である一方、恐ろしく貪欲でもある。 だからこそ思ってしまう。 この物語は本当に、『そんな彼に囚われ、離れられない彼女』の話なのだろうか。 読んだ時はそう思った。 だがこの物語、理沙の予想が彼の真実なのかどうか。彼のその気持ちは一切語られていない。 本当にその呪いに囚われているのはどちらなのか。 真白視点の語りも読んでみたい。そう思いました。 素敵な作品有難う御座いました。
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雛姫様、こんばんは(o・∀・)ノ あわわ、この作品も読んでくださったのですね……当時の勢いのまま書いたお話なので、嬉しいような、恥ずかしいような……(*ノωノ) そして、そんな早々にバレてましたか(笑 ハッピーなのか、バッドなのか。着地点が定まらないふわふわしたラストになっちゃったので、嫌いじゃないと言ってもらえて安心しましたっ。 真白って、純粋な子どもがそのまま成長していっちゃったような子ですよね。他人がどんな気持ちになるかとかはあんまり考えてなくて、だから自分の欲望を叶える為に忠実に動けちゃう、みたいな。 それ故か、彼は謎めいた部分が多くなっちゃったので、もっと真白の真意をほのめ
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雪翅さん おはようございます。 この作品も好きでした(*´艸`) やはり根っからの雪翅さんファンだと自覚した(今頃?) 早々に気付けたのは、雪翅さんファンだからです(`・ω・´)キリッ 昨日今日のファンじゃないから、雪翅さんならこういう方向も躊躇せず書くという前情報がw 真白の謎めいた書き方は私は逆に良かったです。 真意をほのめかすエピソードが無いから、色んな予想(妄想)が出来る。 そのまま読むと真白は欲望に忠実で、その目標に向かって真っ直ぐ突き進んでる。本命は双子の片割れで、理沙は自分の望みを叶えてくれる大切な存在。彼にとっては彼の一部分を愛するように……。 残酷ですよね。 レビ
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