サークルレビューです。 素敵でした。 まず私好みの和泉式部をさすがの筆力で描いてくださったという段階でスター10個くらい投げたい気持ちなのですがww 平安の事情と式部の人生をまったく知らない方が読むと、やや説明不足に感じるかもしれませんが、個人的にはこのままが好きです。 式部の恋の顛末を、四人の語り手が少しづつ繋げていく手法は情景がありありと浮かんで素晴らしく、それぞれの立場から浮き彫りになる式部の実像が『本当にそうだ』と思わせてくれます。 それにしても敦道親王、いい男ですね(><。)クッ 北の方が冷たくされるシーンが、もうなんか… 優しかった瞳がスッと冷ややかになっ…うおおおお たまりません! そして、そこからついに愛執を断ち得度に至るまでにどれほどの懊悩が式部を苦しめたのか、こころ締めつけられました。 削ぎ落とされる髪の描写がそこはかとなく色っぽく、もうなんか…行為そのものを描くより官能が勝って、何故だか『こころ』の先生の台詞などを思い出しました。 和泉ファン垂涎の良作をご馳走様です、 大変美味しくいただきましたm(_ _)m
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追加です! えっとすみません、全然レビューになってないことに気づきましたが…欠点とか見当たらんのですが、ひとつだけハテナだったのは一人目の語り手の女の童が、さいしょ和泉本人の幼い頃なのかなと思い込んで、まあそれは次のページを読めば判然とするのですが、出だしでは分からなかった点くらいです。 資料を読みんでの執筆とはいえこれが妄想かと思うと脱帽です。わりとライトな読み口の歴史物なので、絵の上手い人に漫画にして欲しい~! それから式部の黒目がちな描写、とても良かったです。同じこと書いていても言葉の使い方と文字の配列の違いでこうも色気が増すのかと、すごく勉強にもなりました。 プロの作品を読んでもっと
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ゆりさん レビューありがとうございますm(_ _)m あれは章のタイトルに書いてあるから、いいかなあと……。確かにみんな一人称で語るから紛らわしいですね。 >絵の上手い人に漫画にして欲しい~! 実は脳内妄想で山岸先生の絵を思い浮かべながら書いていました。 最後、式部の黒髪が敦道親王に絡みつくところは、なぜか女嬬姿の厩戸の黒髪が毛人を絡め取っていたんですけどね(笑) 恋愛がメインでしたので、ライトで読みやすい作品になったと思います。これが道長の政争だったらもう大変です! 最後、スパーンと画面が真っ暗になるような、そんなイメージで書きました。 ゆりさんの出してくれたお題なので、イメージどおりに書け
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