とても切なく、儚く胸が締め付けられるお話でした。 桜の散りゆく情景と親子の描写が重なり合い、切ない彩を添えていますね。 子供に会えない苦しさは、どんな事よりも苦しいと思います。そして、母の存在を知らずに育った息子の心情も共感できます。それらが深く伝わって来て、目頭が熱くなりました。 美しい文章と多くを語らない構成は想像力を働かせます。 何か事情があったのでしょうが、それらを想像するとさらに惹き込まれます。ラストのシーンでは無理に明るく振る舞っていた母親の感情が溢れ出し、様々な考えが浮かび上がりました。 短編の中に小説の面白さがぎゅっと詰まっている秀逸な作品。堪能させて頂きました!
2件・1件
たっくんさん(*^_^*) 読んでくださり、素敵なレビューまでありがとうございます。すごく嬉しいです(o^^o) この話に共感を得られる方は、どこかしら気持ちが被る部分があったのかなー?と勝手に妄想してしまいます笑。 本当はもう少し長くする予定だったのですが、書いてみて、しっくりきたので15ページにしました。余計な文章はだいぶ削りましたね、なんか、要らない気がして。 そこを褒めていただけたのが嬉しかったです!!本当にありがとうございました!! 書いて良かったです(〃ω〃)

/1ページ

1件