西 東

第一印象には胡散臭さが漂ってしまうものの、任された仕事に取り組む姿勢の真面目さは先野光介の美点だと思っています。 それなのに今までに培って来た筈のものが役に立たない展開には、ハラハラする部分と、シリーズを読んで来ているからか今回も依頼だけはしっかりこなすのだろうと妙な安心感も持ちながら楽しみました。 世の中には不思議な出来事にあわず、自分が見たものしか信じない様な人もいますが、ポリシーがある為に堅物とも思える先野光介の出した答えは依頼者にしてみれば嬉しい結果です。 けれど三条愛美の様に不思議に出会い対処法まで学ぶ人もいる差と対比が面白いです。 後輩のハラショーを育てるのは苦労しそうなままですね。 最後の最後で、理山早菜は、どこまでを理解しているのだろうと少しだけ不安を感じました。
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エブリスタにあまたある面白い小説の中から、いつも読んでいただき、レビューまで書いてくださり、西東さまは仏様のようでございます。 <(_ _)> 5作目を書くのが遅くなった反省から、6作目はさほど時間をおかずに公開できたことは、作者としてホッとしております。 毎回、ミステリーのジャンルでありながら、ミステリーのルールを破る話で、いいかげん、怒られるのではないか、と思うオチで、今回もまたそんな感じでまとめました。 理山早奈の、探偵をやとってまで彼氏のことを調べるなんて、ちょっと怖いですね。でも、きょうび、それぐらいの慎重さがあってもいいのかもしれません。パロッティーニがなぜ早奈だけを
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赤羽道夫さんへ 今晩は。 コメント有り難うございます。 毎回、第一印象が胡散臭い先野光介が手堅い普通に納得する結果を出すのに対して、第一印象から良い真面目さがありふざけた部分のない三条愛美が不思議に出会う対比も面白いですね。 今回は最後に二人の意外な差も分かって、そうだったのかと笑いました。 コンプレックスでしょうね。 (^^)
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